こんにちは!歯科衛生士のシホです。
本記事は、歯のホワイトニングを提供している美容サロン「ミュゼホワイトニング」の特徴と評判・口コミをまとめました。
ミュゼホワイトニングについて
ミュゼホワイトニングは、電車内広告などでも頻繁に見かける大手脱毛サロン「ミュゼプラチナム」を運営する株式会社ジンコーポレーションが設立したデンタルクリニックです。
歯科医師や歯科衛生士が働く歯科医院ではありますが、虫歯治療や行っておらず審美治療(歯列矯正やホワイトニングなど見た目の治療)だけなので、一般的な歯科医院とはだいぶ雰囲気が違ってリラックスした美容サロンのような店舗です。
店舗は、表参道・四谷・恵比寿・池袋の4店舗がありましたが、2017年現在では規模縮小のため表参道院と池袋院の2店舗となっています。
ミュゼホワイトニング 恵比寿院
東京都渋谷区恵比寿1-12-1 CRD Ebisu 1stビル 6F
TEL:0120-958-489
診察時間:11:00~20:00(最終受付19:00)
JR恵比寿駅から徒歩3分
地下鉄 恵比寿駅から徒歩5分
ミュゼホワイトニング 池袋院
東京都豊島区南池袋1丁目19-6 オリックス池袋ビル3F
TEL:0120-958-489
診察時間:11:00~20:00(最終受付19:00)
JR池袋駅東口から徒歩4分
ミュゼホワイトニング公式サイト:http://musee-white.com/
ミュゼホワイトニングの施術の特徴
ミュゼホワイトニングのホワイトニング施術は、一般的な歯科医で行うホワイトニングとは異なります。
一般的な歯科医院のオフィスホワイトニングは、「過酸化水素(オキシドール)という厚生省で劇薬指定されている薬剤で、歯を漂白・ブリーチする」施術となります。
オキシドールは、髪の毛のブリーチ剤にも低濃度で含まれる漂白剤ですが、歯のホワイトニングでは高濃度で含まれているため、歯へのダメージや施術中の痛みがあります。
一方で、ミュゼホワイトニングのホワイトニングは、過酸化水素を使用せずに、「分割ポリリン酸と呼ばれる酵素成分の薬剤で、歯の着色を浮かび上がらせて落とす」施術となります。
そのためミュゼホワイトニングでは「ポリリンホワイトニング」という施術名になっています。
オキシドールのような歯へのダメージが無く、施術中にも痛みがない成分です。
過酸化水素を使用するホワイトニングと比較すると下記のようになります。
過酸化水素 ホワイトニング | ポリリン酸 ホワイトニング | |
ホワイトニング効果 | 元の歯の白さ以上 | 元の歯の白さ |
効果が出るまで | 3〜5回 | 8~15回 |
歯のダメージ | 大 | 無し |
痛み | あり | 無し |
虫歯・着色予防 | 無し | あり |
効果持続 | 6ヶ月程度 | 2ヶ月程度 |
ミュゼホワイトニングの施術料金
ミュゼホワイトニングは歯科医院ではあるものの、ホワイトニングは審美治療のため保険適用外となります。
ただ、一般的な歯科医院の過酸化水素ホワイトニングと比較して料金は安いです。
ミュゼホワイトニングでは、歯1本500円のワンコイン・ホワイトニングという料金設定になっています。
過酸化水素ホワイトニングのように即効性は無いので、効果が出るのにおおよそ5〜10回以上の施術が必要と考えておけばいいでしょう。
上下20本ずつを施術すると1回1万円なので5~10万円が費用となります。
またホワイトニング以外に歯科衛生士によるプロのクリーニングPMTCやフッ素コーティングといったメニューがあります。
メニュー | 料金 |
ポリリン酸 ホワイトニング | 500円/1本 ※上下20本で1回1万円 |
クリーニング | 6,000円/1回 |
ポリリン酸 トリートメント | 200円/1本 |
フッ素コーティング | 3,000円/1回 |
コンビニやAmazonでも買える「ポリリンキューブ」
少し余談となりますが、
ミュゼホワイトニングの店舗で販売されているホワイトニング用歯磨きスポンジの「ポリリンキューブ」。
一箱500円でスポンジ3個入りで、最近はコンビニやAmazonなどでも気軽に購入できる商品になっています。
この商品ですが、配合成分は着色除去成分ポリリン酸が含まれているものの、メインは研磨剤入りのメラミンフォームスポンジです。
歯の表面を擦って削ることで着色除去をする商品なので、注意が必要です。
エナメル質を削ってしまうと、確かに使用後は歯が白くなった気がするのですが、さらに着色しやすくなってしまうのでオススメできません。
ネットの口コミでもホワイトニングを実感できたというレビューはあまり見かけませんでした。
参考:「ポリリンキューブ」をレビュー|ミュゼホワイトニングの歯の美白スポンジ
歯科衛生士の観点から見たミュゼホワイトニングの評価
一言で評価するのであれば、
歯科医院のホワイトニングのような危険性は無いが、コスパが悪い
となります。
ポリリン酸などの着色除去酵素は、確かに歯科業界でも注目されている歯のホワイトニング効果がある成分です。
セルフホワイトニングを行う美容サロンでも、ポリリン酸やメタリン酸などの酵素は使われています。(プレミアムブラントゥースなど一部のホワイトニング商品は植物性の酵素でホワイトニング効果を出している商品もあります。)
歯科医院のホワイトニングのような歯へのダメージが無いので、虫歯になりやすくなったり歯の着色がしやすくなったりという心配がないのでオススメも出来ます。
ただオキシドールの漂白のような即効性が無いのがデメリットです。
1本500円とはいえ上下だと本数にもよりますが、20本にした場合は1回10,000万円なので、効果が出る5〜10回で5〜10万円かかってしまいます。
また白さを維持させるためには、月に1回は通い続けなければいけないので、結構費用がかさんでしまいます。
そう考えると、同じ効果でもっと安くホワイトニングは出来ますので、ミュゼホワイトニングはコスパが悪いと言わざるを得ないでしょう。
店舗数が縮小傾向にあるのも、このへんが原因なのかもしれません。
コスパや効果で考えるとホワイトニング歯磨き粉がオススメ
ミュゼホワイトニングで使用されているものと同じ着色除去効果のある成分は、一部のホワイトニング歯磨き粉にも配合されています。
もちろん自宅での歯磨きでは、ミュゼホワイトニングのように専用のレーザーで効果を促進させることが出来ませんが、その分毎日使用することができるのが大きなメリットです。
毎日朝晩使用した場合でホワイトニング効果が出るまでの1ヶ月ほどで大体3,000~5000円程度となりますので、ミュゼホワイトニングと比較すると圧倒的にコスパが良いです。
その後も継続して使い続けることで、来院せずに歯の白さをずっとキープし続ける事ができる点もオススメですね。
一番オススメなホワイトニング歯磨き粉はブラントゥース
私は職業柄、ホワイトニング歯磨き粉と呼ばれる商品はほとんど購入して試しています。
その色々試してきたなかで一番オススメ出来るのがプレミアムブラントゥースというホワイトニング歯磨き粉です。
植物オイルが配合されているのでヌルっとした使い心地は好みが分かれるかもしれませんが、歯のホワイトニング効果は確かにありました。
私自身は現在あまり歯の着色がないためレビュー用に兄に1ヶ月使用してもらいました。
喫煙とコーヒーで黄色くなっていた兄の歯が、かなり白くなりました。
あと歯茎の色も健康的にピンクになって、30代後半の兄の笑顔が若返った感じがします。
歯や歯茎の色って笑うとかなり目立つので、男性や女性でも若い笑顔を取り戻すのにはいい商品だなと思います。
実はこの商品、日本で発売されて間もないのですが、ホワイトニング先進国であるアメリカ・イギリス・イタリア・フランス・スペインの5カ国で売上1位を誇っています。
2017年に日本でも販売開始になりました。
欧米で好まれるオーガニック成分で安心して使える、歯のダメージが無く、確かなホワイトニング効果があるので、売上1位の人気になっているようです。
発売開始キャンペーン中なので、90日間の返金保証付きというところも安心して購入できる点ですね。
色々なホワイトニング商品を比較したなかで、成分の安心度と着色除去効果はずば抜けていると思います。
研磨剤が使用されていないので、電動歯ブラシと併用することも可能です。
デメリットとしては、歯磨き中の泡立ちが無いことです。
発泡剤フリーなので歯茎の健康には良いのですが、泡立ちのある歯磨き粉でガシガシ磨くのに慣れている方はもしかしたら物足りないかもです。
歯医者でのホワイトニングを検討しているのであれば、一度プレミアムブラントゥースを使用してみるのをオススメします。
品薄状態が続いているようですが、販売は下記の公式通販サイトのみです。効果の解説や口コミなどが掲載されていますので見てみてください。
※2018年11月現在、公式通販のみで6,000円OFF、90日間返金保証キャンペーン中です。
歯科衛生士の観点と実際に使用してみた体験から、歯のホワイトニング効果の高い歯磨き粉ランキングを紹介していますので参考にしてみてください。